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『資本論』と『国家と革命』の学習会~2月の予定

◆『資本論』学習会
★『資本論』基礎学習会
 1月10日(水)に、第3章の第2節「流通手段」、a「商品の変態」とb「貨幣の通流」を学習しました。
 初めに前段で大切な諸点の確認~第2章で交換過程に存在する矛盾から貨幣が生成され、その矛盾は解決されることをみましたが、しかしこれによって商品生産の根本的矛盾が廃棄されるのではなく、それらの矛盾が運動しうる形態をつくるということ、貨幣の生成によって、交換過程は普通の商品と貨幣商品との間で行われる――商品と貨幣とへの商品の二重化、商品にひそむ使用価値と価値の内的対立は、商品と貨幣との外的対立となって(この点も確認)、諸商品は使用価値、貨幣は交換価値として向き合うことになり、商品の交換過程は、商品の貨幣への転化(W-G)と貨幣から商品への再転化(G-W)という二つの過程(商品の変態)によって行われることになります。ここで普通の商品と貨幣商品金との交換は「単に一商品が他の一商品としての金と交換されるということではなく、観念的にすでに存在した自分自身の価値の姿に現実に転化することであり、商品自身の『形態変換』にほかならないこと――このことの理解こそ大切なのである」(林紘義著作集1巻)という点も確かめました。
 W-G-Wという変態系列が描く循環は他の循環と絡み合い、この総過程が商品流通であり、商品流通において貨幣は流通手段として機能することになります。aでは、特に、第一変態W-Gについて、商品生産社会では社会的分業の量的編成と質的編成は、自然発生的であり偶然的であるから、商品の販売は「命がけの飛躍」になるということの意味について議論。また販売と購買とは流通によって分裂させられ、この対立が頂点に達すると、恐慌によって販売と購買とが強力的に統一される、商品流通は恐慌の可能性を含んでいるということなどについて検討しました。さらに、貨幣の流通について、流通手段としての貨幣の運動は、実際は、ただ商品流通の表現にすぎないということなどについて検討しました。
 bでは、流通に必要な貨幣量は、諸商品の価格総額と貨幣の流通速度によって規定されるということについて検討。これとは逆に、商品の価格は流通手段の総量によって決まるという「幻想」やその主張の「ばかげた仮説」(いわゆる貨幣数量説)についても見ました。
 次回2月13日(水)は、第2節のc「鋳貨。価値章票」と、第3節「貨幣」のa「蓄蔵貨幣」とb「支払手段」を読む予定です。

●日 時:2月13日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
            (横浜駅西口5分)
    会議室2/13⇒702号室



★『資本論』第1巻後半学習会   
 
   11月24日(水)に、第23章の第2節「蓄積とそれにともなう集積との進行中における可変資本部分の相対的減少」を学習しました。
 前節でみたのは、労働の生産力が一定で価値構成が不変のままで資本が増大するという場合。しかし、蓄積の進展中に労働の生産力の発展が蓄積のもっとも大きい槓杆となる時点が現われてきます。労働の生産力が高まってくると、それだけ多くの生産手段を充用することになり、したがって、技術的構成の変化がおこってきます。技術的構成の高度化は価値構成の高度化に、すなわち可変資本部分に比べての不変資本部分の増大に反映します(資本の有機的構成の高度化)。ところで、生産手段の増加は労働の生産力増大の結果であるが、また同時に生産手段の増加は生産力増大の条件でもあります。そして労働の社会的生産力を増大させるすべての方法は、剰余価値を増大させる方法であり、それはまた資本蓄積の方法でもあるのです。労働の生産力の増大が蓄積の槓杆となるのであり、資本の蓄積とともに独自的資本主義的生産様式が発展し、また独自的資本主義的生産様式とともに蓄積が発展する――この2つの経済的要因が、可変資本を犠牲としてそれに比べての不変資本のたえざる増大、すなわち有機的構成の高度化を生み出さざるをえないのです。
 後半は資本蓄積の2つのあり方、集積と集中について検討。資本蓄積に伴い、個別資本のもとへより大きな社会的富の集積をもたらすが、資本の集積が進めば、企業の規模が大きくなるだけでなく、社会的総資本の一部が多くの個別資本に分裂・枝分かれして、企業の数も増えてゆきます。これに対し、既存資本の合併・併合、個別資本の併呑による資本の集中が進み、一部の個別資本の巨大化と個別資本の数の減少とが生じます。集中は、既存のいくつかの資本が一つに集まるわけで社会全体の資本は増えないが、単なる配分変更によって、いっぺんに非常に大きな資本を生み出すことができます――個々の資本の手に負えないような大規模事業、例えば鉄道の敷設などを行うことができます。この過程を強力に推し進める槓杆が、諸資本の競争と信用制度、それと結びついた株式会社の設立です。このように資本の蓄積は資本の集中によって補われ、資本の有機的構成は累進的に高度化していく、その結果、総資本に占める可変資本部分の割合もまた累進的に減少していきます。追加資本における技術的変革や、旧資本の更新時になされる技術的変革は、こうした傾向をさらに強めることになります。
 次回、2月27日(水)は、第23章の第3節「相対的過剰人口または産業予備軍の累進的生産」について検討する予定です。

 ●日 時: 2月27日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
             (横浜駅西口5分)
    会議室  2/27⇒702号室

※ テキスト:岩波文庫、新日本新書等どれでも可。
※ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
     yokorouclub@gmail.com


◆『国家と革命』の学習会

  1月19日(水)に、第4章「つづき。エンゲルスの補足的な説明」まで、終えました。
 4章では、国家と革命に関する諸問題、国家論についてのマルクス主義的諸原則について、エンゲルスの文献と説明によって補強されます。プロレタリア国家とブルジョア国家との相違点、国家の廃止に関する無政府主義者との違い、権威について――革命は権威の行使であること、「自由な人民国家」の意味するところ、共和制の問題について、民族問題と国家制度との関連について――連邦制と中央集権制の問題、地方自治の問題、宗教と国家との関連について、そして民主主義の克服の問題について、等々。
 次回は2月20日(水)は、第5章「国家死滅の経済的基礎」を学習します。
日 時: 2月20日(水)
    午後6時30分~8時30分
場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室2/20⇒702号室

※ テキスト:岩波文庫など。
※ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
     yokorouclub@gmail.com

『資本論』と『国家と革命』の学習会~1月、2月の予定

◆『資本論』学習会
★『資本論』基礎学習会
 1月10日(水)に、第3章の第2節「流通手段」、a「商品の変態」とb「貨幣の通流」を学習しました。
 初めに前段で大切な諸点の確認~第2章で交換過程に存在する矛盾から貨幣が生成され、その矛盾は解決されることをみましたが、しかしこれによって商品生産の根本的矛盾が廃棄されるのではなく、それらの矛盾が運動しうる形態をつくるということ、貨幣の生成によって、交換過程は普通の商品と貨幣商品との間で行われる――商品と貨幣とへの商品の二重化、商品にひそむ使用価値と価値の内的対立は、商品と貨幣との外的対立となって(この点も確認)、諸商品は使用価値、貨幣は交換価値として向き合うことになり、商品の交換過程は、商品の貨幣への転化(W-G)と貨幣から商品への再転化(G-W)という二つの過程(商品の変態)によって行われることになります。ここで普通の商品と貨幣商品金との交換は「単に一商品が他の一商品としての金と交換されるということではなく、観念的にすでに存在した自分自身の価値の姿に現実に転化することであり、商品自身の『形態変換』にほかならないこと――このことの理解こそ大切なのである」(林紘義著作集1巻)という点も確かめました。
 W-G-Wという変態系列が描く循環は他の循環と絡み合い、この総過程が商品流通であり、商品流通において貨幣は流通手段として機能することになります。aでは、特に、第一変態W-Gについて、商品生産社会では社会的分業の量的編成と質的編成は、自然発生的であり偶然的であるから、商品の販売は「命がけの飛躍」になるということの意味について議論。また販売と購買とは流通によって分裂させられ、この対立が頂点に達すると、恐慌によって販売と購買とが強力的に統一される、商品流通は恐慌の可能性を含んでいるということなどについて検討しました。さらに、貨幣の流通について、流通手段としての貨幣の運動は、実際は、ただ商品流通の表現にすぎないということなどについて検討しました。
 bでは、流通に必要な貨幣量は、諸商品の価格総額と貨幣の流通速度によって規定されるということについて検討。これとは逆に、商品の価格は流通手段の総量によって決まるという「幻想」やその主張の「ばかげた仮説」(いわゆる貨幣数量説)についても見ました。
 次回2月13日(水)は、第2節のc「鋳貨。価値章票」と、第3節「貨幣」のa「蓄蔵貨幣」とb「支払手段」を読む予定です。

●日 時:2月13日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
            (横浜駅西口5分)
    会議室2/13⇒702号室



★『資本論』第1巻後半学習会   
 
   12月26日(水)に、第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」に入り、第1節「資本の蓄積が不変な場合における、蓄積にともなう労働力需要の増大」を学習しました。
 23章では、資本の蓄積が労働者階級におよぼす影響について考察されます。その場合、重要な要因は資本の構成とそれが蓄積過程の進行中にうける変化です
。そこでまず、資本の構成とは何かについて――資本の価値構成と資本の技術的構成について、そして、資本の技術的構成によって規定されるかぎりでの資本の有機的構成という概念について確認し、第1節の資本の構成が不変のまま蓄積が進む場合について検討しました。
 資本の増加は可変資本部分の増大を含み、したがって資本の蓄積が行われて資本が増加すればするほど、労働力に対する需要は比例的に増加し労賃が騰貴します。しかし労賃が高騰するような場合でも、資本家的生産の根本性格、労働者の資本に搾取される関係が変わるわけではなく、資本の蓄積はすなわちプロレタリアートの増加を意味することなどを確認。労賃の騰貴は資本の蓄積を妨げない範囲で続きますが、しかし剰余価値が減少するようになると資本の蓄積が衰え、労働力に対する需要が減少し労賃が低下してゆきます。これらから言えることは、資本の蓄積の変化が、その増大が労働力を相対的に不足にし、したがって労賃を引き上げる、またあるときは蓄積の減退が労働力を相対的に過剰にし、したがって労賃を引き下げるということ、蓄積の大きさは独立変数であり、賃金の大きさは従属変数であって、その逆ではないということです。また、資本の蓄積と賃金率との関係は、資本に転化された不払労働と追加資本の運動に必要な支払労働との関係にほかならないということ、同じ労働者人口の不払労働と支払労働との関係であるということ、労働者が価値増殖の手段としてのみ存在する社会では、資本主義的再生産を脅かすような労賃の上昇は排除されている等々について学習しました。
 
次回、1月23日(水)は、第23章の第2節「蓄積とそれにともなう集積との進行中における可変資本部分の相対的減少」について検討する予定です。

 ●日 時:1月23日(水)
              2月27日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
             (横浜駅西口5分)
    会議室 1/23⇒307号室
                2/27⇒702号室

※ テキスト:岩波文庫、新日本新書等どれでも可。
※ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
     yokorouclub@gmail.com


◆『国家と革命』の学習会

  12月19日(水)に、第2章「国家と革命。1848ー1851年の経験」、第3章「国家と革命。1871年のパリ・コンミューンの経験。マルクスの分析」まで読みました。第1章で提起されている国家の本質を振り返りながら、民主主義もまた国家であるということ、ブルジョア民主主義や選挙制度の欺瞞性、日和見主義者が既存の国家を「廃絶」するという任務を、国家の「死滅」ということにすりかえていること、また国家の死滅の歴史的条件などについて議論。さらに第2章と第3章のフランスの歴史的経験やマルクスの分析を読み、ブルジョア国家機構、軍事制度や官僚制度などがますます肥大化していくことや、労働者階級は「できあいの国家機構を打ち砕き」、それを何と取り換えるのかということなどについてみていきました。さらに、日本の安倍政権の権力政治や野党の政治、あるいは、べらぼーな供託金などに象徴される非民主的な日本の選挙制度などについても議論となりました。
 次回は1月16日(水)に開催します。第4章「つづき。エンゲルスの補足的な説明」と第5章「国家死滅の経済的基礎」を検討しますが、第6章まで読んでおこうということになりました。
 日 時:1月16日(水)
     2月20日(水)

    午後6時30分~8時30分
場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室1/16・2/20⇒702号室

※ テキスト:岩波文庫など。
※ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
     yokorouclub@gmail.com

『資本論』と『国家と革命』の学習会~1月の予定

◆『資本論』学習会


★『資本論』基礎学習会

 12月12日(水)、第3章「貨幣または商品流通」に入り、第1節「価値の尺度」について学習しました。
 まず、貨幣の価値尺度機能とは何かについて検討。――貨幣商品の第1の機能は、諸商品に対して統一的な価値表現の材料を提供すること、諸商品の価値を質的に同等で量的に比較可能な大きさとして表示することにあります。労働時間が価値の内在的尺度であることは今までみてきた通りですが、価値尺度としての貨幣は、この内在的な価値尺度である労働時間の必然的な現象形態です。商品の金での価値表現はその商品の貨幣形態または価格です。価格の表示のためには現実の貨幣を必要としないこと、価値尺度機能ではただ観念的な貨幣として役立つということ、しかし、価格はまったく実在的な貨幣材料に依存しているということなどについて検討しました。
 また、諸商品の価値はいろいろな金量として相互に比較され計られることになるので、技術的にこれらの金量を量る度量単位が必要となり、これがさらに可除的な諸部分に分割されることによって度量標準となります。ここで、貨幣の価値尺度機能と価格の度量標準との違いと関連について――貨幣が価値の尺度であるのは、人間労働の社会的化身としてであり、価格の度量標準であるのは、確定された金属重量としてであるということ、貨幣は、価値尺度としては、諸商品の価値を価格に、すなわち表象された金量に転化させるのに役立ち、価格の度量標準としては、種々の金量を一つの金量で計るのであるということなどについて検討しました。
 さらに、価格形態は、価値と価格との量的不一致の可能性をもっているということや、価格形態はひとつの質的矛盾、すなわち、貨幣は諸商品の価値形態にほかならないのに、価格が価値の表現であることをやめるという矛盾を含んでいることなどについて議論しました。 
 次回1月9日(水)は、第2節「流通手段」にはいります。


●日 時:1月9日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室1/9⇒602号室



★『資本論』第1巻後半学習会   
 
   1226日(水)に、第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」に入り、第1節「資本の蓄積が不変な場合における、蓄積にともなう労働力需要の増大」を学習しました。
 23章では、資本の蓄積が労働者階級におよぼす影響について考察されます。その場合、重要な要因は資本の構成とそれが蓄積過程の進行中にうける変化です
。そこでまず、資本の構成とは何かについて――資本の価値構成と資本の技術的構成について、そして、資本の技術的構成によって規定されるかぎりでの資本の有機的構成という概念について確認し、第1節の資本の構成が不変のまま蓄積が進む場合について検討しました。
 資本の増加は可変資本部分の増大を含み、したがって資本の蓄積が行われて資本が増加すればするほど、労働力に対する需要は比例的に増加し労賃が騰貴します。しかし労賃が高騰するような場合でも、資本家的生産の根本性格、労働者の資本に搾取される関係が変わるわけではなく、資本の蓄積はすなわちプロレタリアートの増加を意味することなどを確認。労賃の騰貴は資本の蓄積を妨げない範囲で続きますが、しかし剰余価値が減少するようになると資本の蓄積が衰え、労働力に対する需要が減少し労賃が低下してゆきます。これらから言えることは、資本の蓄積の変化が、その増大が労働力を相対的に不足にし、したがって労賃を引き上げる、またあるときは蓄積の減退が労働力を相対的に過剰にし、したがって労賃を引き下げるということ、蓄積の大きさは独立変数であり、賃金の大きさは従属変数であって、その逆ではないということです。また、資本の蓄積と賃金率との関係は、資本に転化された不払労働と追加資本の運動に必要な支払労働との関係にほかならないということ、同じ労働者人口の不払労働と支払労働との関係であるということ、労働者が価値増殖の手段としてのみ存在する社会では、資本主義的再生産を脅かすような労賃の上昇は排除されている等々について学習しました。
 
次回、1月23日(水)は、第23章の第2節「蓄積とそれにともなう集積との進行中における可変資本部分の相対的減少」について検討する予定です。

 ●日 時:1月23日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室 1/23⇒307号室

※ テキスト:岩波文庫、新日本新書等どれでも可。
※ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
     yokorouclub@gmail.com


◆『国家と革命』の学習会

  12月19日(水)に、第2章「国家と革命。1848ー1851年の経験」、第3章「国家と革命。1871年のパリ・コンミューンの経験。マルクスの分析」まで読みました。第1章で提起されている国家の本質を振り返りながら、民主主義もまた国家であるということ、ブルジョア民主主義や選挙制度の欺瞞性、日和見主義者が既存の国家を「廃絶」するという任務を、国家の「死滅」ということにすりかえていること、また国家の死滅の歴史的条件などについて議論。さらに第2章と第3章のフランスの歴史的経験やマルクスの分析を読み、ブルジョア国家機構、軍事制度や官僚制度などがますます肥大化していくことや、労働者階級は「できあいの国家機構を打ち砕き」、それを何と取り換えるのかということなどについてみていきました。さらに、日本の安倍政権の権力政治や野党の政治、あるいは、べらぼーな供託金などに象徴される非民主的な日本の選挙制度などについても議論となりました。
 次回は1月16日(水)に開催します。第4章「つづき。エンゲルスの補足的な説明」と第5章「国家死滅の経済的基礎」を検討しますが、第6章まで読んでおこうということになりました。
 日 時:1月16日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室1/16⇒702号室

※ テキスト:岩波文庫など。
※ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
     yokorouclub@gmail.com

『資本論』と『国家と革命』の学習会~今後の予定

◆『資本論』学習会


★『資本論』基礎学習会

 12月12日(水)、第3章「貨幣または商品流通」に入り、第1節「価値の尺度」について学習しました。
 まず、貨幣の価値尺度機能とは何かについて検討。――貨幣商品の第1の機能は、諸商品に対して統一的な価値表現の材料を提供すること、諸商品の価値を質的に同等で量的に比較可能な大きさとして表示することにあります。労働時間が価値の内在的尺度であることは今までみてきた通りですが、価値尺度としての貨幣は、この内在的な価値尺度である労働時間の必然的な現象形態です。商品の金での価値表現はその商品の貨幣形態または価格です。価格の表示のためには現実の貨幣を必要としないこと、価値尺度機能ではただ観念的な貨幣として役立つということ、しかし、価格はまったく実在的な貨幣材料に依存しているということなどについて検討しました。
 また、諸商品の価値はいろいろな金量として相互に比較され計られることになるので、技術的にこれらの金量を量る度量単位が必要となり、これがさらに可除的な諸部分に分割されることによって度量標準となります。ここで、貨幣の価値尺度機能と価格の度量標準との違いと関連について――貨幣が価値の尺度であるのは、人間労働の社会的化身としてであり、価格の度量標準であるのは、確定された金属重量としてであるということ、貨幣は、価値尺度としては、諸商品の価値を価格に、すなわち表象された金量に転化させるのに役立ち、価格の度量標準としては、種々の金量を一つの金量で計るのであるということなどについて検討しました。
 さらに、価格形態は、価値と価格との量的不一致の可能性をもっているということや、価格形態はひとつの質的矛盾、すなわち、貨幣は諸商品の価値形態にほかならないのに、価格が価値の表現であることをやめるという矛盾を含んでいることなどについて議論しました。 
 次回1月9日(水)は、第2節「流通手段」にはいります。


●日 時:1月9日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室1/9⇒602号室



★『資本論』第1巻後半学習会   
 
   1128日(水)は、前半に第22章「剰余価値の資本への転化」の第4節を学習しました。蓄積の規模は、剰余価値の資本と収入への分割の比率が与えられているなら、剰余価値の絶対的大きさに依存します。第4節では、その剰余価値を規定する諸々の事情が、蓄積に関連して「新たな観点」から、考察されています。第4節のタイトルにあるように、1つは「労働力の搾取度」、2つめは「労働の生産力」、3つめは「充用される資本と消費される資本との差額の増大」、4つめは「前貸し資本の大きさ」――これらが検討されます。

後半に、第5節「いわゆる労働元本」を学習。資本の大きさと作用度は固定的な大きさでなく弾力的であり、その一部である可変資本の大きさも弾力的なものであることは、今までに見てきた通りです。ところが、古典派はこれを固定的な大きさだと捉え、ベンサムらによってドグマにまで確立され、さらに、いわゆる賃金基金説などとして資本を弁護する目的のために利用されます。

次回、1226日(水)は、第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」に入り、その第1節「資本の構成が不変な場合における、蓄積にともなう労働力需要の増大」を検討する予定です。

 ●日 時:12月26日(水)
    1月23日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室12/26⇒702号室
     1/23⇒307号室

※ テキスト:岩波文庫、新日本新書等どれでも可。
※ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
     yokorouclub@gmail.com



◆『国家と革命』の学習会

  12月19日(水)に、第2章「国家と革命。1848ー1851年の経験」、第3章「国家と革命。1871年のパリ・コンミューンの経験。マルクスの分析」まで読みました。第1章で提起されている国家の本質を振り返りながら、民主主義もまた国家であるということ、ブルジョア民主主義や選挙制度の欺瞞性、日和見主義者が既存の国家を「廃絶」するという任務を、国家の「死滅」ということにすりかえていること、また国家の死滅の歴史的条件などについて議論。さらに第2章と第3章のフランスの歴史的経験やマルクスの分析を読み、ブルジョア国家機構、軍事制度や官僚制度などがますます肥大化していくことや、労働者階級は「できあいの国家機構を打ち砕き」、それを何と取り換えるのかということなどについてみていきました。さらに、日本の安倍政権の権力政治や野党の政治、あるいは、べらぼーな供託金などに象徴される非民主的な日本の選挙制度などについても議論となりました。
 次回は1月16日(水)に開催します。第4章「つづき。エンゲルスの補足的な説明」と第5章「国家死滅の経済的基礎」を検討しますが、第6章まで読んでおこうということになりました。
 日 時:1月16日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室1/16⇒702号室

※ テキスト:岩波文庫など。
※ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
     yokorouclub@gmail.com

『資本論』と『国家と革命』の学習会~12月の予定


◆『資本論』の学習会

★『資本論』基礎学習会
 11月14日(水)に、第1章の3節の後半部分と第2章「交換過程」を学習しました。
 最初に、第3節の価値形態論と2章の交換過程論との関連、区別について検討。第2章では、商品と商品所有者との関係について、交換過程に存在する矛盾について――商品の使用価値としての実現であると同時に、価値としての実現過程でなければならないことなど――、そして貨幣が交換過程の必然的な産物であること、さらに、交換のはじまりから貨幣の現実的生成過程について、労働生産物の商品への転化、商品の貨幣への転化等々を学習しました。
 次回、12月12日(水)には、2章の最終部分をみたあと、第3章「貨幣または商品流通」の第1節「価値の尺度」に入ります。
●日 時:12月12日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室12/12⇒702号室


★『資本論』第1巻後半学習会    
   1128日(水)は、前半に第22章「剰余価値の資本への転化」の第4節を学習しました。蓄積の規模は、剰余価値の資本と収入への分割の比率が与えられているなら、剰余価値の絶対的大きさに依存します。第4節では、その剰余価値を規定する諸々の事情が、蓄積に関連して「新たな観点」から、考察されています。第4節のタイトルにあるように、1つは「労働力の搾取度」、2つめは「労働の生産力」、3つめは「充用される資本と消費される資本との差額の増大」、4つめは「前貸し資本の大きさ」――これらが検討されます。

後半に、第5節「いわゆる労働元本」を学習。資本の大きさと作用度は固定的な大きさでなく弾力的であり、その一部である可変資本の大きさも弾力的なものであることは、今までに見てきた通りです。ところが、古典派はこれを固定的な大きさだと捉え、ベンサムらによってドグマにまで確立され、さらに、いわゆる賃金基金説などとして資本を弁護する目的のために利用されます。

次回、1226日(水)は、第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」に入り、その第1節「資本の構成が不変な場合における、蓄積にともなう労働力需要の増大」を検討する予定です。

 ●日 時:12月26日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室12/26⇒702号室
※ テキスト:岩波文庫、新日本新書等どれでも可。
※ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
     yokorouclub@gmail.com


◆『フォイエルバッハ論』/『国家と革命』の学習会
  1121日(水)に、『フォイエルバッハ論』を振り返るとともに、付録にあるマルクスの『フォイエルバッハに関するテーゼ』を読んだあと、レーニンの『国家と革命』に入りました。この日は、序文と第1章「階級社会と国家」の中の第1節「階級対立の非和解性の産物としての国家」まで検討。次回、1219日(水)は、第2章、第3章を検討する予定です。

 日 時:12月19日(水)
    午後6時30分~8時30分
●場 所:かながわ県民センター
              (横浜駅西口5分)
    会議室12/19⇒702号室
※ テキスト:岩波文庫など。
※ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
     yokorouclub@gmail.com

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yokorou15

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横浜で月2回『資本論』学習会を開いています。

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