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第8章「労働日」、第1節「労働日の諸限界」第2節「剰余労働にたいする渇望。工場主とボヤール」の学習会

 2月22日、第8章「労働日」の第1節「労働日の諸限界」と第2節「剰余労働に対する渇望。工場主とボヤール」を検討しました。
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第2回 横浜働く者のセミナー開かれる

2.12「働く者のセミナー」を開催!
長時間労働・過労死はなぜ起こる?
それは資本主義体制下の必然か?
数々の疑問に答え議論し闘いの方向性を探った!


 2月12日午後、横浜市内の会場で「横浜 働く者のセミナー 長時間労働・過労死をなくすには? 搾取労働からの解放を!」という集いが開催されました。主催は横浜市在住・在勤者のサークル「横浜労働者くらぶ」などのグループや個人で構成する「横浜 働く者のセミナー実行委員会」です。これは昨年10月の「労働者の生活を破壊するアベノミクス」に続く第2回目のセミナーで、参加者全員が論議に加わるなど会場は盛り上がりました。

 セミナーではまず講師のKさんが、レジュメと各種資料をもとに約1時間、報告をおこないました。その主な内容は、①最近の長時間労働や過労自殺の実例と監督官庁の「調査結果」の紹介、②安倍内閣が打ち出した「働き方改革」の概要、③現代資本主義下の労働のあり方、④そもそも賃労働とは何かという根源的な問いかけ、等々です。
 初めの①では主に、過労自殺した電通新人社員、高橋まつりさんや、労基法違反容疑で三菱電機が書類送検された男性社員の事件などが取り上げられました。講師は加えて「名ばかり店長」の実態なども明らかにし、「1886年にシカゴの労働者が8時間労働を要求するデモをおこない、それがメーデーの起源になった」という“故事”をあげながら、「最近の悲惨な例を見てもわかるとおり、百何十年たっても8時間労働でさえ全く定着していない」と強調しました。実際、1万を超える「労働事業場」を“監督指導”した労働省労働基準局の調査結果をみても、何と66%の事業場が労基法違反を犯し、そのうち最も多い事案が「違法時間外労働」で44%を占めているのです。
 安倍内閣は「いくらなんでもまずい」と思ったのか、報告②のように「働き方改革」を打ち出し、特に「時間外労働の規制」を強化しようという意向を示しています。これに対し講師は、「結局、資本の成長戦略の立場にたった“改革”にすぎないから、労働時間の本質的な短縮には決して結びつかないだろう」と批判。参加者の中の唯一の女性であるYさんはこれに加え、「一方で“残業代ゼロ法案”も容易している。油断できない」と主張しました。
 ③で報告された「労働のあり方」については、用意した資料に基づき、講師が奴隷制から資本制までの流れを追う中で生産物の取得形態などの変化を説明。次いで、労働者が働いて新しく付け加える「価値」は結局、賃金とその残り(余剰)に分けられるが、その余剰部分は資本家のものになる(労働者は搾取される)という資本主義経済の本質を解説しました。その搾取率なども図式を用いて説明しましたが、要は、資本主義経済体制のもとでは、労働者は資本家の搾取から逃れられないし、搾取率を(講師が用意した資料によると60年代の日本ではほぼ標準の数字である)300%とするなら、8時間働く労働者は(実は)8時間分どころか、たった2時間分しか賃金は得られない、というのが現実(6時間÷2時間=300%)。
 こうした本質的、基本的な労働のあり方の説明のあと、最後に講師の報告は④の「賃労働とは何か、それをどう克服するのか」というテーマに移行。究極的には資本主義体制の克服、つまり新しい体制――社会主義体制への移行こそが必須の課題になる、と講師は力説しました。
 こうした説明を受けて意見交換の時間に移りました。電通の悲劇的事例などは周知のことだったせいか、怒りや憤りをあらわにする参加者もいて、活発に疑問や意見を述べる雰囲気が醸成されました。いくつか紹介してみましょう。
 男性のNさんからは資料に掲載されている、日本と欧米の労働時間を比較したグラフをもとに、なぜ日本の労働時間は突出しているのか、という疑問が出されました。民族性・国民性、または労組の組織率の低さ、既存政党や労組団体が「そもそも搾取構造を認識していないし、労働者に教えてもいない」欠点など、講師はいくつかの理由をあげていました。関連してYさんからは「日本は労組も企業別で欧米のようなジョブ(仕事)別ではないから弱いのでは」という意見が出されました。
 男性のMさんは「日本には労働法があるのだから、政府も企業もちゃんと守って普通に働けるようにしてほしい」と語りました。
議論はさらに進み、資本主義体制から社会主義体制への移行の戦略は? という質問も出ました。講師は「賃金奴隷状態から脱し社会主義を展望するためには、倦まずたゆまず労働者に働きかけていくことが大切」と答えました。
 そのほか、Sさんからはやや“物騒な”意見が。80年代の英米から始まり、以来およそ30年間、世界を吹き荒れた「グローバリズム」が行き詰まりを見せ、いま、トランプ大統領当選やイギリスのEU離脱に見られるように反グローバリズム勢力が勢いづいている。これはいわば「極右」の反転攻勢で、このままでは30年代のようにファシズムが荒れ狂う世界になる心配がある、というのです。
 そうならないためにも、労働者階級の奮起が望まれるところで、講師も「どのように闘うのか、まずはマルクス主義に基づく正しい社会認識が必要」と前置きをして、「ぜひ『資本論』を読んでほしい」と訴えました。この発言を最後に集いは閉会しました。参加してくださった皆さんに感謝します。なお、横浜労働者くらぶでは毎月2回(第2&第4水曜日)、「資本論を読む会」を開催しています。ふるってご参加を!(実行委)

『資本論』と『共産党宣言』の学習会~今後の予定

◆『資本論』学習会(@かながわ県民センター)

★次回、2月22日(水)は、第8章「労働日」に入ります。第1節「労働日の諸限界」、第2節「剰余労働にたいする渇望。工場主とボヤール」、第3節「搾取の法的制限のないイギリスの産業諸部門」を検討する予定です。途中からでも参加できます。『資本論』を初めてという人も"再挑戦”という人も大歓迎です。
■ 日 時: 2月22日(水)、3月8日(水)、3月22日(水)
いずれも午後6時30分~8時30分
■ 場 所: かながわ県民センター(横浜駅西口5分)
会議室2/22⇒704号室、3/8⇒706号室、3/22⇒707号室
■ テキスト:岩波文庫、国民文庫、新日本新書等どれでも構いません。
■ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
yokorouclub@gmail.com

◆『資本論』学習会(@大岡地区センター)

★『資本論』を初めから読んでいます。詳細は下記連絡先までお問い合わせください。
■ 日 時: 2月25日(土) 午後6時から
■ 場 所: 大岡地区センター 中会議室
(市営地下鉄弘明寺駅3分:横浜市南区大岡1-14-1)
■ テキスト:岩波文庫、国民文庫、新日本新書等どれでも構いません。
■ 連絡先:080-4406-1941[菊池]
yokorouclub@gmail.com

◆『共産党宣言』学習会

★次回も第3章「社会主義的および共産主義的文献」を読みます。
■ 日 時: 3月15日(水)
午後6時30分~8時30分
■ 場 所: かながわ県民センター(横浜駅西口5分)
会議室3/15⇒706号室
■ テキスト:岩波文庫、国民文庫等どれでも構いません。
■ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
yokorouclub@gmail.com

第7章「剰余価値率」第2節「生産物の比率的諸部分での生産物価値の表現」、第3節「シーニアの『最後の1時間』」、第4節「剰余生産物」の学習会

 2月8日、第7章の2回目、第2節「生産物の比率的諸部分での生産物価値の表現」、第3節「シーニアの『最後の1時間』」、第4節「剰余生産物」を学習しました。
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第2回 横浜働く者のセミナーのご案内~長時間労働・過労死をなくすには?

2017・2・12 第2回 横浜働く者のセミナーにご参加を!

テーマ 長時間労働・過労死をなくすには?
        ~搾取労働からの解放を!

★長時間労働・過労死の問題などを通して、資本の支配の下での労働者の置かれた現実について、搾取の廃絶という働く者の課題について、安倍政権による「働き方改革」の欺瞞性を明らかにしつつ、話し合い考えてみたいと思います。どうぞふるってご参加ください。

◆日時:2月12日(日)午後1時30分から
◆場所:かながわ県民センター(横浜駅西口5分) 
           会議室710号室(ロビー掲示板に「横浜労働者くらぶ」の案内あり)
◆主催:働く者のセミナー実行委員会
◆会場費(カンパ):200円
◆連絡先:[電話] 090-7729-9433(伊藤)
     [e-mail] yokorouclub@gmail.com

● 大手広告会社電通の新入社員だった高橋まつりさんが過労自殺した問題で、昨年末、電通と当時の上司らが労働基準法違反で書類送検されました。高橋さんは月間105時間を超える時間外労働を強いられていたうえ、パワーハラスメントも受けていました。電通では、1991年にも男性社員が過労自殺に追い込まれ、2013年に病死した男性社員も長時間労働による過労死として労災認定されています。長時間労働は日常化し、まさに「資本による殺人!」が繰り返されていたのです。
● 近代的な優良企業と言われる電通でもこのあり様です。他の大企業や多くの中小企業でも、長時間労働、サービス残業は当たり前で、文句を言おうものなら労働者に“即クビ”の運命が待ち受けているのです。1日8時間・週40時間労働が労働基準法の原則であるにもかかわらず、企業はそんな法律にはお構いなしで、労働者を思いのままに扱っています。
● いったいなぜ、このような事態が起こるのでしょうか? その理由は労働者を徹底的に搾取しなければ生き残ることができない資本家的経済自体にあります。今回のセミナーでは、労働者の置かれた現実や搾取の仕組みを明らかにするとともに、こうした現状をどう打破し労働者にとって明るい未来を切り開いていけるのか等々を、皆さんと話し合い考えてみたいと思います。どうぞふるってご参加ください。

<会場案内>

『資本論』と『共産党宣言』の学習会~2月の予定

◆『資本論』学習会(@かながわ県民センター)

★次回、2月8日(水)は、第7章「剰余価値率」の第2節「生産物の比例諸部分における生産物価値の表示」、第3節「シーニョアの『最終一時間』」、第4節「剰余生産物」を検討する予定です。途中からでも参加できます。『資本論』を初めてという人も"再挑戦”という人も大歓迎です。
■ 日 時: 2月8日(水)、2月22日(水)
いずれも午後6時30分~8時30分
■ 場 所: かながわ県民センター(横浜駅西口5分)
会議室2/8⇒707号室、2/22⇒704号室
■ テキスト:岩波文庫、国民文庫、新日本新書等どれでも構いません。
■ 連絡先: 090-7729-9433[伊藤]
yokorouclub@gmail.com

◆『資本論』学習会(@大岡地区センター)

★『資本論』を初めから読んでいます。詳細は下記連絡先までお問い合わせください。
■ 日 時: 2月25日(土) 午後6時から
■ 場 所: 大岡地区センター 中会議室
(市営地下鉄弘明寺駅3分:横浜市南区大岡1-14-1)
■ テキスト:岩波文庫、国民文庫、新日本新書等どれでも構いません。
■ 連絡先:080-4406-1941[菊池]
yokorouclub@gmail.com

◆『共産党宣言』学習会

★次回、2月15日(水)から、第3章「社会主義的および共産主義的文献」に入ります。
■ 日 時: 2月15日(水)
午後6時30分~8時30分
■ 場 所: かながわ県民センター(横浜駅西口5分)
会議室2/15⇒707号室
■ テキスト:岩波文庫、国民文庫、新日本新書等どれでも構いません。
■ 連絡先: 080-4406-1941[菊池]
yokorouclub@gmail.com

第6章「不変資本と貨幣資本」と第3篇第7章「剰余価値率」第1節「労働力の搾取度」の学習会

 1月25日、第6章「不変資本と可変資本」を復習検討したのちに、続いて第7章「剰余価値率」第1節「労働力の搾取度」を学習しました。
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横浜で月2回『資本論』学習会を開いています。

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