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第13章「機械設備と大工業」第3節「労働者におよぼす機械経営の直接的影響」の「a 資本による補助的労働力の取得。婦人労働および児童労働」と「b 労働日の延長」の学習会

  9月13日、第13章「機械設備と大工業」の第3節「労働者におよぼす機械経営の直接的影響」を検討しました。
 
 機械が使用されるようになると熟練や大きな筋力を不用にするようになるので、婦人や児童が工場で使われるようになります。このことは、労働者家族全員を労働力市場に投入し、成年男子労働者の労働力の価値をその家族全員の間に分割させ、したがって、成年男子労働者の労働力の価値を減少させることになります。資本家が以前に「家長」1人の労働力を購入する場合から、家族が就業し例えば「4つの労働力」を購入するようになると、4人に支払う賃金の合計が「家長」1人に支払うときより増えたとしても、4人合わせた賃金に対する4人の剰余労働の比率が、「家長」1人の賃金に対する彼1人の剰余労働の比率より高まれば(このあたりの文章について分かりづらいところもあり質問がでました)、家族全体に対する資本の搾取度は増大したことになります。こうして機械は、搾取材料を拡大すると同時に、搾取度を増大させるわけです。
 機械は多数の婦人・児童を労働人口に加えることによって、男性労働者がマニュファクチュア時代に、資本の専制支配に向けていた反抗を打ち破る手段になるのです。
 また資本による機械の使用は、労働日延長への新たな動機を生み出します。諸資本が競争して特別剰余価値を追求する中でよりすぐれた機械が採用されていくために、機械は単にその使用によって物理的に損耗するのみではなく、急速に旧式となって役にたたなくなる、社会的に消耗するからです。そのために、資本は機械をできるだけ短期間に使用しようとし、労働日をできるかぎり延長しようとするのです。
 次回、9月27日(水)は、第3節の残りの「c 労働の強化」と、第4節「工場」のところを検討します。
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横浜で月2回『資本論』学習会を開いています。

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